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こんにちは。アビリティーズの田中三紀子 です。

三寒四温の言葉通り、冬と春が行き交う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

日本人にとって、春は特別な季節かもしれません。
卒業や入学、入社や転勤、新しい環境が始まる時期でもあります。
この時期に、何か新しい事を始める方もいらっしゃることでしょう。

私は、久しぶりに 英会話 を学びたいと思います。
それは、タイのバンコクで行われた「ジャパンエキスポ」に
初出展したことがきっかけでした。(理由は、編集後記でお話いたします!)

1日24時間は、全ての人に平等に与えられているもの。
その時間をどう使うかを意識することで、行動が変わり、習慣が変わります。

今出来ていること、出来ていないこと、重要度と緊急度を明確にすることが
次の行動を起こす上でとても重要なこととなります。

【継続は力なり】春から何か始めたいと思ったら、ぜひ行動してみてください。

では、今月も最後までお楽しみください。

┌─●○ INDEX ○●───────
│1.営業の現場  「PDCAから見る業務改善」           
│———————————–
│2.販促の現場  「可視化とは見える化             
│         -1万時間を無駄にしない為の見える化-」  
│———————————–
│3.staff voice  「あきらめないために、できること…。」
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┃1┃営業の現場  「PDCAから見る業務改善」
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今や仕事の進め方として基本となっているPDCAは、20世紀半ばに生産管理や
品質管理などの管理業務を円滑に進めるための手法として提唱された考え方です。
今ではサービス業に至るまで様々な仕事の場面でこの考え方が採用されています。

PDCAは、「Plan・Do・Check・Action」のそれぞれの頭文字を並べた言葉です。
それぞれの意味は、こちらの図解をご覧ください。
⇒ http://e-abilities.jp/?p=2740

PDCAは、P→D→C→Aときて、Aからまた次のPに進む。
このサイクルを「クルクルと回し、継続的に改善していくこと」が大切だと
言われています。今回のコラムでは特に後半の「Check」と「Action」に
注目してお話したいと思います。

多くの企業ではそれぞれ目標を定めており、それを達成する為に行動する
「Plan」と「Do」についつい目がいきがちです。

しかし、いくらアウトプット量を増やしても、ミスばかりするようでは
時間の無駄になってしまいます。

ここで登場するのが「Check」です。
自分の行っていた作業について細かく分析し、ミスが起きる原因を特定し、
また数値化する事によってお客様が求めているものは何なのかについて
今一度考え直します。自分の行っている作業を見つめ直す事で、今まで
見えてこなかった問題点に気付く事ができるようになっていきます。

そして、大切な事はそれを実際に「Action」する事です。
常に「より良いやり方」を探しながら試行錯誤していく事が大切になります。
これによりお客様のニーズや無駄を省く事で、結果的に自らの仕事の
成果向上に繋がります。

また、PDCAサイクルにおいて、「Plan」の前には「Check・Action」が
あるという事を理解する事により「Plan・Do」を逆計算していく事ができます。
目標達成にだけ囚われるのではなく、自分の業務を見直し、どこが問題なのか、
何を改善したら良いのかを常に意識していく事が、仕事のパフォーマンスを
上げていく鍵になるでしょう。

<ライター:山本忠義>

【プロフィール】
 山本 忠義 (やまもと ただよし)
 元 三菱化学エンジニアリング(株)常務取締役
 現 大成ラミック(株)社外取締役  株式会社アビリティーズ 顧問

☆━┓販促の現場
┃2┃「可視化とは見える化 -1万時間を無駄にしない為の見える化-」
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1万時間かければ、その道のプロになれるといいますが、
ただなんとなく1万時間積み重ねればいいのでしょうか。

目標達成の期日を決めることによって、人はその日に向けてなんとかしようと、
努力するものです。何年で成し遂げたいのか、まず、着地となる目標や期日を
定めることが大事だということは言うまでもありません。

しかし、ただ何となく1ヶ月の売上目標を達成することだけを考えていたAさん。
ある時、売上に伸び悩み一定以上の成果を出せなくなっていました。
そしてお客様の立場になって考えた時、売上だけをこなしていてはダメだと
いうことに気づきました。お客様が何を求めているのか気づき、自分の
行っていた売上に対する行動を細かく分析し、数値化してみることにしました。

お客様に提案するタイミングはいつなのか。どういう方法で。どれくらい。
それによって、どんな成果が出たのか。自分の行っている作業を「見える化」
することによって、問題点に気づき、いつまでにどれだけのことをしなければ
ならないか、逆算することもでき、取捨選択をすることで作業効率を
上げることもできました。
お客様にも満足していただける結果を出すことができたのです。

よく「可視化」するとも言いますが、情報や事象を関係者と共有するだけでは、
本当の効率アップには繋がりません。
タスク(最小単位ですぐに取り掛かれる作業や課題)の問題を見直し、
次にそれを実行する事が本当の意味での「見える化」に繋がります。
「可視化」の最終目的は、問題を解決する為に実際に行動を起こすことなのです。

また、成功や失敗などのノウハウは社内で共有しましょう。いくつもの事例を
共有することで、未経験者は実際に経験をしなくても、不要な経験時間を
省くことができるので、社内のメリットも大きいはずです。

みなさんも、羅列するだけで満足してしまう「可視化」にとどまらず、
ぜひアクション「行動」を起こすことを意識してみてください。
成功への1万時間のために。

⇒ http://e-abilities.jp/staffblog/2736

<ライター:水谷恭子>

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┃3┃staff voice 働く女性の声 「あきらめないために、できること…。」
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今月から新しいコーナーがスタートしました!
「結婚してもママになっても、一人ひとりの能力(アビリティー)を活かす
環境を創りたい」そんな想いで設立した弊社で働く女性の生の声を
お届けいたします!
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当初は、子供が幼稚園に行っている間に働きたい、と軽い気持ちで
お仕事を始めさせていただきました。
それが3年半経った今では、企業様のメールマガジン作成から配信までを
担当し、更に昨年はアンケートの設計・分析にも携わらせていただきました。
月2回のクライアント様との会議、自らが業務のスケジュールを立て、
進めていく、そういった重要な仕事を任せてもらえることで、
とても充実した日々を過ごさせていただいております。

それでも、主婦であり母親であるため、子供の帰宅時間に合わせて
退社しなければならず、また、子供が体調を崩したときなどは、
急に在宅業務に変更していただかなければなりません。

過去に息子の学校で、台風の影響により参観が延期になったことがありました。
変更された当日は大事な会議があったので、「仕事で行かれない」と伝え、
息子も理解してくれたように見えました。
しかし、息子の寂しそうな後ろ姿を見て、母としてそれではいけない!と
思い、事前に準備できることを済ませ、スタッフの協力のおかげで
会議時間を短縮。無事に参観までに間に合わせることができました。
そして、帰宅後にひき続き自宅で残った仕事を終わらせました。

家でも仕事をして大変だね、とよく言われますが、限られた時間の中で
お仕事をさせていただくために、できることはできる時に準備をする。
お陰様で、社外のお客様にも理解していただき、皆様のご協力で
こうして仕事ができていると思っています。

文:中西陽子(担当:販売促進事業、メルマガ作成、総務)

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◇編◇集◇後◇記◇
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2月初旬、タイのバンコクで行われた「ジャパンエキスポ」。

今年は、医療に特化した販売促進業務に力を入れることを決め、
海外も視野に入れて活動しようと「Plan=計画」を立て、
「Do=行動」しました。

結果は、タイ語の資料不足、展示会後のフォロー体制など、問題点が続出!
しかし、行動したからこそ見える改善点があることも再認識しました。

今回の経験を生かすためにも、まずは入念に「Check=評価」し、
「Act=改善」して次回に備えようと思います。

代表取締役 田中三紀子