1985年11月2日。

この日が何の日か、ご存じの方はいらっしゃるでしょうか?

実は、かの有名なビル・ゲイツが創業したMicrosoft社が、初めてWindows1.0を出荷した日なのです。
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Microsoft

あれから約30年の月日が経った今。
先進国のほとんどの家庭にはパソコンがあり、私たちはいつでも簡単に世界中の人と繋がることができます。

持ち運びが楽で、自由というメリットから、パソコンに取って代わるくらいの勢いを見せるスマートフォンも世界の人と繋がる感覚を私たちに与えてくれます。
歩きスマホなどの副作用から目をそらすことはできませんが、それでも彼らが私たちの生活を豊かにするために与えてくれた恩恵は計り知れません。
(私はMacユーザーですので、アップル社にも感謝です)

世界が一つになってゆくデジタル社会

あらゆることがデータ化され、瞬時に遠くへ届けられるということ。
それは、とてつもない効率化と可能性の歓びをもたらします。
諦めていたことが、実現できる。人はそこに希望を見出したはずです。

足が悪くて出歩けない人が、ネット上で買い物を楽しむことができるようになった。
知識を得るために膨大な書籍を読まなくても、簡単に検索で答えが見つかるようになった。
FacebookやSkypeがあるから、遠くはなれていても寂しくない。
自分と同じ価値観を持った人と、ネットで交流することで毎日が楽しくなった。

こんな声が、どれほど生まれたでしょう。

請求書作成、社内共有ツールで管理が楽になった。
お客様とのやり取りを全て自動化したことで、業務の漏れがなくなった。
全て会議をSkypeにすることで、頻繁に会議ができるようになった。
パソコン一台あれば、田舎暮らしでも仕事ができる。

企業や個人事業主が受けたメリットも計り知れませんよね。

全て、「こうだったらいいのになぁ」の連続が生み出した、素晴らしい成果です。きっとこれで私たちはもっと快適に、自分の好きなことをできる世界を実現できるのでしょう。

IT神格化時代の到来?

もうITってまるで魔法みたいです。なんでもできそう。

いつも忙しそうでこわ〜い上司になんか聞かなくても、大抵のことはGoogle先生が教えてくれます。(困ったらとにかくGoogleで検索しろという意味の「ググれカス」という言葉も流行りました。海外でも”Google it”などと、もはや動詞として使われているようです。)

経理業務、受注管理、生産ライン、全てが自動化されていき、もう人なんていらないじゃん!とすら思うかもしれません。

この「人がいらない」という感覚。ここを怖くないと感じてしまうようになったら、もう人は生きていけなくなると思います。

何のために効率化しているのか、何のために快適さを求めているのか。

それを忘れて、『効率至上主義に忙殺される』なんてことになってしまっていたら。
「矛盾」の逸話に出てくる人たちを笑うことはできません。

きっと、人間にはやはり人間が必要なはずです。

これは普段ビジネスをする皆さんにこそ、考えてもらいたいことなのです。

あなたがする仕事と、ロボットがする仕事は、どう違いますか?

もしこの問いに、「ロボットのほうがミスがないからね。そこが違うんじゃない?」なんて答えてしまう自分がいたら、それはほんとうに寂しいことです。

昔に帰ろうなんてことは言いません。
人は発展的な動物です。
歴史を積み上げ、挑戦を重ねていきます。
今の時代は、昔の経験値の上にあり、きっともっと素敵であるはずなのです。

だから、それを上手く活かしましょう。
私たちが生み出したものなら、私たちが上手く使えるはずです。

苦手なところ、ミスが出てはいけないところはIT技術に任せる。

その分の時間を、自分という人間しかできないことに充てるのです。

オフの日を増やすのもいいでしょう(ニホンジン、ハタラキスギデス)。

商売に特化して言えばこんなことが思い浮かぶかもしれません。
・ネットショップだけれど、手書きのメッセージを添えよう
・このお客様にはメールより印刷した紙のほうが説明書をちゃんと読んで貰える気がする
・今日はいい鶏肉が入ったな。我が家の秘伝の「鶏南蛮」レシピを置いておこう。

人間は完璧ではないけれど、ゼロから何かを生み出せるのはロボットではなく人間です。
じっくりと考える時間、持てていますか?
思いやりはゆっくりと相手の立場に身を沈めていくことで、見えてきます。
電話にメールにLINEにFacebook……
ちょっと時間が空いた時、ここぞとばかりにそんなことに時間を使ってばかりいませんか?

忙しいのはわかります。本当にお疲れ様です。

けれど、「忙しい」は自分が選んでいることなのだと、知ってください。

自分の本当の目的は?自分の商品やサービスにこだわり、大切にし、そしてそこに共感してくれるお客様といつまでも繋がっていることではないでしょうか?

自分がお客様を、物のように「消費」していると、お客様も自分の商品をただ「消費」する人になってしまいます。お客様も、あなたも、物も、疲弊してしまいます。

ありのままの自分の商品を、愛してくださるお客様へ

ITの発達とともに、広告媒体も多様化しました。小手先の技術が脚光を浴びることもあります。あれこれ販売方法を思い悩むでしょう。
けれど、本当にお客様といい関係を築いている事業主がしていること、それはいつでもシンプルです。

それは、

・変化を恐れないこと
・ちゃんと伝えること

これだけです。
ずっと変わらずにはいられません。だから、うまく選んで新しいものを取り入れてください。

そして、そんな自分たちが自身を持って進める商品を、嘘なく、素直に伝えていくこと。
見る目を持ったお客様はきっと見つけてくださいます。

あとはそのお客様を、とことん大事にするだけです。

Will Wayは、こんな思いに共感してくださる事業主様のお手伝いがしたいのです。
逆に言うと、本当に私たちがいいと思うモノ、サービスしかお手伝いしません。
それがお客様にとっても、事業主様にとってもいい。

そう信じているからです。

よろしければ声を掛けてください。全力でお手伝いさせていただきます。