メールマガジンの開封率を上げるには?
メールマガジンとは、企業からお客様に向けて定期的に発行されるメールのことです。一度に多くのお客様にメッセージをお届けできるだけでなく、送信コストも比較的安いため、お客様との関係を築ける販促ツールとしてよく活用されています。しかし、配信されたメールをお客様は関心を持って読んでくれているのでしょうか? それを把握する指標のひとつが、どの程度の割合でお客様がメールマガジンを開封したかを示す「開封率」です。より効果的にお客様に情報を届けるためには、メールマガジンを送ることに満足するのではなく、開封率を意識することが大切です。今回は、開封率アップに繋がるポイントをご紹介します。
開封率を上げるためには、メールマガジンの件名(タイトル)のつけ方が重要です。なぜなら、届いたメールの中から、どのメールを読むか否かを件名で判断することが多いからです。お客様の興味をひくためにはどういった工夫を施すべきか、試行錯誤を繰り返すことでメールマガジンの効果を一層高めることができます。あまり気持ちを煽るようなキャッチフレーズはお勧めしませんが、お客様が開封したくなるような件名にすることがポイントです。
しかし、開封率においては件名だけが重要なのではありません。配信時刻、配信ターゲットなどの要因も関係しています。こういったメールマガジンに関わる数値を計測できるシステムを導入している企業様も多く見られますが、その数値を把握するだけでなく「戦略」を立てることを忘れてはなりません。
さまざまなケースがありますが、メールマガジンの開封率の平均は10%程度といわれています。御社が発行しているメールマガジンの開封率は何%ですか? ぜひこの機会に、開封率などの数値に目を向けてみてください。過去に配信したメールマガジンの分析をして戦略を練れば、効果の高い販促ツールとしてメールマガジンが役に立ってくれることでしょう。
ライター:南條 祐弥