「高い!手出んわ」
近ごろ、買い物に行くたびに口にしている気がします。
円安や増税の影響もあり、モノの値段がどんどん上がっているようです。
デフレ脱却のためにはいいかもしれないけれど、消費者にとって生活用品の値上げは家計にダイレクトに響きますよね。

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目に見えないところに潜む値上げの正体

かと言って、店頭に並んでいる商品価格があまり上がったように感じないのはなぜでしょう?
理由の一つは、値札の下に小さく書かれている「+税」の落とし穴です。レジに行って税金が8%分も加算されてびっくり!という方も多いことでしょう。
もう一つは、「内容量の変更」です。一見値段が変わっていないように見えても、お菓子やコーヒー、ハムや乳製品、洗剤などの内容量が確実に減っています。
風邪を引きやすい時期や花粉の時期に欠かせない「ティッシュ」も、価格が上がったり組数が200組から160組になったりしています。1枚のティッシュを気軽に使えなくなってきました……
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ローソン&ネピアの画期的な取り組み

そんな中、ローソンの店頭におもしろいボックスティッシュを見つけました。
コンビニにある通常のボックスティッシュよりも少しお値段が安いのも、消費者にはうれしいところ。
パッケージに書かれているのは「ネオソフト 〜コクのあるバター風味」の文字。バター風味のティッシュとは、新手のダイエット食品か何かだろうか?
そんなふうに思った私ですが、実はこれ、「ADティッシュ」というローソンオリジナルの広告媒体だったのです。
取り組みはなんと10年も前から行われており、パナソニックやUCC、ロッテなども過去にこのティッシュに広告を掲載していたようです。
・比較的長期間に渡り、自宅やオフィスに置かれる
・全国に広告を配布することができる
・店頭で目にするだけの顧客にも訴求できる
など、企業にとって様々なメリットが謳われています。
そもそも顧客がコンビニでボックスティッシュを買うのか?という疑問が出てきそうですが、車内利用、イベント、オフィス近辺などで案外需要があるそうです。
ローソンオリジナル「ADティシュ」のご案内

ファンにはたまらない、あんなパッケージも

調べてみると、有名なアーティストや人気のアニメの広告パッケージだった頃もあるようです。
ファンにとっては、わざわざコンビニに買いに行きたくなるティッシュですよね。
ローソンのすごいところは、これを「広告」という位置づけにしたところ。普通なら、アーティストやアニメをパッケージに掲載するには、ローソン側が使用料を払うところではないでしょうか?
ビジネスというのは、視点を変えれば料金を支払う側も変わるのです。

広告型ティッシュの元祖

もともと、ティッシュ広告といえばポケットティッシュでした。街角で配られる広告入りのティッシュをもらったことがあるという方も多いでしょう。
自社スタッフの数、商圏範囲などを加味した上で、どんな広告が自社に適しているのかを考えてみるのも良さそうですね!
ちなみに、海外では街頭でタダでティッシュが配られるということはまずありえないそうです。
それほど質がいいわけでもないのに、紙製品が高いことが理由だとか。
多少の値上げには目を瞑って、今日も思い切り鼻をかめることに感謝しようと思います。

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